ブックタイトルみちのだい185号

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概要

みちのだい185号

巻頭言長男が幼い頃、身上を頂き手術となりました。突然、目の前に起こったふしに動揺し、日々の通り方に反省を求めつつも、悶々としていた私の心に一筋の光が射したのは、我が家の先人が通った道すがらをふと思い出した瞬間でした。この身上は、大難を小難にかえて頂いた姿だと気づかせて頂いた時、何とも言えぬありがたさが込み上げてきました。筆舌に尽くし難い、たび重なるふしの中も心倒さず、ただ、ただ、教祖のみ教えを素直に信じ、ご恩報じの道に邁進してくれた先人達。そして、我が家のいんねんを自覚し、同じ辛い思いは子々孫々に残すまいと、末代まで続く道を念じ、おたすけの道場である教会設立に踏み切った親々がいます。全てには元があると教えて頂きます。それぞれの家にも信仰の元一日があります。親々の信仰のおかげで今があることを思う時、私達は、今の結構さに甘んじることなく、どのように通らせて頂いたら良いのかが自ずと見えてきます。今日という日、み教えに心を正せているかどうか、常に自分自身を省みて、心の軌道修正に努めながら、親々から引き継いだ信仰のバトンを、今度は私達が次の代にどのように手渡すのか、どのような信仰を映すのか、それを心して通らせて頂きたいと思います。いまむら