ブックタイトルみちのだい183号

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概要

みちのだい183号

大正十四年三月二日に開所した天理託児所は、昨年、創立九十周年を迎えました。設立当時、教祖四十年祭を前にして教勢が大きく伸び、おぢばでは天理教校別科(修養科の前身)に入学する人が急増して、幼い子供を連れた母親もたくさんいました。婦人会初代会長中山たまへ様は、かねてから、こうした婦人が心置きなく安心して授業を受けられるように、ひのきしんに励めるように、そしておぢばの理を受けて成人が進むようにしたい、また子供達にもおぢばで楽しい日々を過ごさせて、幼い頃からお道の精神を映し植えたいとお考えでした。婦人会では、その思いを受け、二代真柱様の管長就職記念事業として、幼稚園と託児所の設立を相談、決定したのです。十一月十五日に開催された創立九十周年記念式典で、会長様は、託児所設立に込められた初代会長様の思いを話され、託児所がどんな中も、そのお心を忘れずに歩んできたこと、またこれからも受け継いで、子供達が教えを心に治めて身に付けられるよう真実込めてつとめてもらいたいと、挨拶されました。49