ブックタイトルみちのだい183号

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概要

みちのだい183号

▼おたすけによる百万会員を目指して陽気ぐらしへ向かう道のりはまだ遠く、現代社会は様々な問題を抱えて、世の中には悩み苦しむ人が大勢おられます。夫婦の治まり家庭の治まり、また、教会が教会らしい姿をご守護頂くためには、生み育ての徳分を頂いている女性がつなぎに徹し、全ての人が育つように底力を発揮することが大切であり、それが世の中を変えていくもとになると思うのです。年祭という大きな節目を越え、婦人会員としての働きを省みて、一人でも多くの人が親神様、教祖のお心を知り、信仰の喜びを伝え広めていけるよう、活動方針に「百万会員を目指してにをいがけ・おたすけに励む」と一項目を付け加えて、掲げました。『天理教婦人會史』第一巻に、…天理教婦人会の設立に基づいて、各教会に所属する婦人たちは勇んで会員募集にとりかかりました。その結果、婦人会本部事務所には、各支部・委員部から規程及び申込書を受け取りに来る人が連日殺到して、(中略)わずか半年後には二万人に達する会員を御守護頂いたのであります。(中略)婦人会創立当初、支部長や委員部長に任命された人人には、お道の草分け時分から通って来られた人が大勢おりました。この人人が会員募集に、東に西に歩き廻ろうとの意気込みは大変なものでした。と、記されています。また、中山玉千代三代会長様は、復元した婦人会が歩み出した当時、…復元婦人会の会長の任をお引き受けは致しましたものの、その時は正確にいえば会員は一人もいなかったのです。元の婦人会は一宇会結成の時解散していますし、会員募集の仕事から新しく始める状態でした。私がここで深く考えたのは、婦人会草創の日、初代会長様が紋型のない所からおはじめ下さったことでした。会員募集のはじめに当たっては、常々会費を納めるだけの会員でなく、誠真実の実質会員によって固めたい。と考えていましたので、華々しい会員募集を行なわず、再発足の土台を先ず固めようと思いました。とお述べ下さいました。12