ブックタイトルみちのだい181号

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概要

みちのだい181号

う、育つことを願うのと同時に、育てる立場をお与え頂いている娘の成人も願っております。今日も会場に来る前に、この記念樹は育ち育てる木だなぁとしみじみ眺めてまいりました。真柱様は、昨年の秋季大祭で、…お?た?す?け?にはさまざまな形があります。その心さえあれば、お?た?す?け?は誰にでもできるのであります。この旬に、一人ひとりのよ?ふ?ぼ?く?が、自分にできる、自分だからできるお?た?す?け?に努めていただきたいと思います。とお諭し下さいました。陽気ぐらしを目指し、教祖の道具衆であるよふぼくが、一人残らずおたすけの喜びを味わい、教祖にお喜び頂こうと、親心あふれんばかりのお言葉に、私自身が与えられた徳分を十分に生かし、つとめさせて頂こうと思いました。おたすけ心の言葉かけ私の教会は栃木県の宇都宮にあります。元は足尾銅山で有名な足尾の地で、先代が五十数年間布教に専念しておりましたが、閉山に伴い、人口の減少が著しく、交通の便も悪くなり、新たな布教地を求め、今の地に移転してまいりました。今は住宅も増え、バスも走っておりますが、当時は道路をはさんで三、四軒ぐらいしかありませんでした。そのうちの一軒、真向かいが床屋さんでした。右も左も分からない状態の私達に、床屋さんのご夫婦は、いつも優しく声をかけて下さり、いろいろと教えてくれました。「遠くの親戚より、近くの他人」という言葉がぴったりの存在で、どれだけたすけて頂いたか分かりません。心強かったです。親しくお付き合いして下さり、早いもので三十一年になります。たいじょうある日、奥さんが、かなり重い帯状ほうしん疱疹の身上だと知り、さっそくおさづけを取り次ぎに行かせて頂きました。話していると、積もり積もった心の内を話してくれました。きっと、この身上になる前に聞いてほしかったのだと思います。そんな心の声さえも気づかず、忙しいのを理由に挨拶程度、顔を合わす機会も少なかったように思います。教祖は、身近でたすけを求めているんだよと、どんな記念行事講演会(要旨)講演会記念行事39