ブックタイトルふるさと会報第62号

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概要

ふるさと会報第62号

創立90周年を迎えた母校天理大学は、創立記念日である4月23日真柱ご夫妻と中山大亮様ご臨席のもと、陽気ホールにて「創立90周年記念式典」を挙行した。荒井正吾奈良県知事や海外提携大学の代表をはじめ多数の来賓が出席するなか、真柱は、10年毎の創立記念式典開催にふれ、「大学創設の元一日に思いを馳せ、建学の精神を再確認して、より一層お道の大学に相応しい大学になるように決意を新たにするところに意義がある」と述べられた。天理教の学校教育の基盤は、一貫して神一条の教育理念であり、それが天理大学の「建学の精神」の由縁であると話された。全人教育を旨とする教育方針にも言及され、「天理大学に寄せられる大方の期待は、建学の精神と伝統によって培われる教育の質に集まる」と指摘され、今後も「陽気ぐらし世界の建設に寄与する人材の育成、輩出をめざして関係者の一手一つの協力を願いたい」と求められた。これに先立ち、あいさつに立った飯降政彦学長は、外国語学校創立当時の状況を回顧したうえで、創設時からの基本目標である「宗教性」「国際性」「貢献性」を標榜し、現代社会にあって陽気ぐらし世界建設に寄与する人材育成を推進していることを強調。また相互理解を前提とする本学伝統の語学教育や宗教教育、スポーツリーダー層を養成する体育学研究にも言及し、「歴史と伝統に立脚しながら、次代のあるべき姿を教職員が心を一つに真摯に求めつつ、さらなる飛躍を期したい」と結んだ。式典では、天理大学が学術交流協定を結ぶ42校(21カ国・地域)を代表して、1963年最初の海外交流協定校である韓国外国語大学の金仁喆総長と、1965年から交換教授が始まった中国文化大学の李天仁校長が登壇。それぞれ祝辞を述べるとともに、母校との交流を一層発展させていく意向を語った。6ふるさと会報第62号