ブックタイトルふるさと会報第62号

ページ
55/68

このページは ふるさと会報第62号 の電子ブックに掲載されている55ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

ふるさと会報第62号

して解説。日本の荒神、水神を印刷して貼って祀る庶民の思いと酷似していると感じた公演でした。(東京支部評議員中平)天理ギャラリー展を鑑賞5月30日、ふるさと会関東地区では、菊山孝昭常任理事をはじめ東京・神奈川・千葉・埼玉支部の有志会員が参集して、東京神田の天理ギャラリーで開催中の第155回展「手紙―筆先にこめた想い」を鑑賞しました。この展覧会は5/17から6/14まで開催されているもので、展示品は歴史上の著名人の私信(個人的な書簡)の実筆現品で、展示品の内容は藤原定家、後花園天皇、伊達正宗、井原西鶴、松尾芭蕉、与謝蕪村、滝沢馬琴、西郷隆盛、森鴎外、夏目漱石、良寛、小林一茶、樋口一葉、谷崎潤一郎等々そうそうたる人物の他16人の書簡の数々。一つの会場でこれ程のものが観られることは今後ないのではないかと思われるほど豪華なものでした。展示された書簡のそれぞれ個性のある美しい墨跡にただただ感服するばかり。残念なことはあまりの達筆で私共には読めないことでしたが、主催者の配慮で活字にしたプリントを頂いたので文として読むことができました。それにしても美しい達筆には圧倒されました。併せて同日、早稲田大学教授の千葉俊二氏による「谷崎潤一郎の松子宛て書簡について」の講演を聴講、谷崎潤一郎の人柄や私生活の一面を知ることができました。(東京支部評議員中平)第26回天理大学OBG交流会「絆」第27回天理大学OBG交流会「絆」ふるさと会報第62号53