ブックタイトルふるさと会報第62号
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ふるさと会報第62号
生、西田俊夫の4名が集まりました。先ずJR山手線駒込駅から「旧古川庭園」へ行き、自慢のバラは盛りを過ぎていましたが、名園の散策と会話を楽しみました。その後何時もの池袋サンシャイン60の「天空の庭・星のなる木」で歓談し、80歳を迎えた、或は迎えんとする皆さんの健康のこと、家族のこと、旅での出来事、それにこの会が今年発足40年を経過し、亡くなったメンバーの人たちの思い出話など懐かしく語り合いました。来年はどうなるかと言いながら、頑張って集まりましょうと約しました。(西田)ど、木や布、糸等で形造られたものに漆を塗布したもので、漆は水、酸、アルカリに強く腐食せずに保たれたとのことでした。ふるさと会員受講者は以下の10名。菊山孝昭常任理事、神奈川支部の久保寺博久氏と高藤聡氏、埼玉支部の早貸進氏と友人、東京支部の城戸我夜子氏、伊藤純子氏夫妻、中平三千彦(東京支部評議員中平)〈オールドイツ語〉エルベOBG会第12回総会・懇親会を平成27年5月31日、アサヒビアケラーアベノで開催しました。来賓として吉川萬太郎ふるさと会会長、山本伸二国際学部教授をお迎えし、参加者は45名(女性6名)でした。総会は、中川義英副会長の開会挨拶、吉川会長から創立90周年を迎えた大学の現況報告を交えての来賓挨拶、山本教授からは国際学部の組織と「ギリシア考古学の父シュリーマン展」などドイツに関わる大学の近況をお話頂いたあと、自称紙芝居大使-内山策郎副会長が紙芝居「こぶとり爺さん」をドイツ語で演じ、皆を楽しませました。懇親会は、Ein Prosit!の歌と乾杯に始まり、ドイツ料理とビール、ワインに加え、平野新祐氏のアコーディオン演奏がビアホールの雰囲気を盛り上げました。最高齢の参加者福井健二氏など、感慨深い有志のスピーチもありました。今回、エルベOBG会の名称を「エルベ会」に変更することを決めました。2年後のエルベ会総会での再会を願って、Bis bald!(小上馬)※写真は54頁■その他東京・天理ギャラリーで講演を聴講東京天理ギャラリー第154回展を鑑賞2月28日、菊山孝昭常任理事をはじめ、東京・埼玉・千葉・神奈川支部の有志会員は天理参考館学芸員中尾徳仁氏の解説で展示品を見学しました。154回展は「台湾庶民の版画・祈福解厄」と題した展示で、台湾庶民の家庭で幸せを願い、邪悪を祓うとされる版木による紙の印刷物です。魔除け・厄除け・招福を表す日本の「お札」にあたると思われるものや、先祖の安楽を願って供えて燃やす「紙銭」等多種多様があり、庶民の心が感じられる展示品でした。尚、展示品解説に先立って講義されたのは「中国民間版画の使われ方」と題して、中国民間美術研究者で学術博士の三上陵氏、(大東文化大学講師)。門扉や家の内外に貼って魔除け、招福を願うお札を版木で印刷したものでそれは主に画で福神、財神、竃神、土地神等、又民間信仰で使う「紙銭」、冥界に送る「紙馬」、病気治癒を願ったり、お祓いの「紙馬」など多種多様なものについて貼る場所や願い事による使い方について中国各地で蒐集した現物とスライドを駆使平成26年10月25日、関東地域のふるさと会員有志は東京・天理ギャラリー第153回展に際して開催された「古代東アジアの漆芸」と題した講演を聴講しました。講師は天理参考館の山内紀嗣・参考館学芸員。展示品は参考館所蔵品のうち、中国の戦国時代のものから前後漢時代のものまでの漆器で、古代の生活を滲ませる形と図形が描かれ、今でも使用できるのではないかと思われるほど原形が保たれたものや断片など多数ありました。それらは、盤(盆)、椀、杯、耳杯、また刀剣の鞘な52ふるさと会報第62号