ブックタイトルふるさと会報第62号
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ふるさと会報第62号
前号でお知らせしましたように、本会の吉川会長より母校・天理大学の飯降学長へこれまで二度提言を行ってきました。それは、本会の活動方針の一つである「母校の教学に対する支援計画の推進」に基づくもので、母校がさらに充実・発展してほしいという一念からであります。今号では、提言の経緯とあわせて、平成24年11月と平成25年11月の提言に引き続いて行われた提言「その三」の骨子を紹介いたします。詳細は、本会のホームページにアップしておりますので、ぜひご覧ください。(本会ホームページ・トップページの左下をご覧ください)http://www.furusatokai.gr.jp/wp/wp-content/uploads/fe496a654de6db14e34399dd76f5a1c6.pdf■提言の日付とタイトル○平成26年11月13日「母校天理大学への提言(その三)」-「建学の精神」に根ざしたグローバル人材の育成と国際交流をめざして-■提言の経緯母校は、創設者が海外布教師を養成するために設置した大学であるということへの復元、また、私立大学において重要度がさらに増してきている「建学の精神」に基づいた大学運営をし、個性輝く大学となることが、厳しい状況に打ち克つためにも必要であるとの思いから、平成24年4月の本会理事会で母校に提言することに触れ、その後、本会常任理事会や地区別支部長懇談会などで詳細を紹介し、ほぼ全ての支部において提言を続けていくことに賛同が得られている。■提言の骨子「建学の精神」に根ざしたグローバル人材の育成と国際交流の観点から、「建学の精神」に立脚した「信条教育」の徹底化、「語学」の「天理」の復元と国際交流、大学院構想に向けて「国際天理学」の提唱と留学生ネットワークの構築の三つの項目について述べている。まず、「信条教育」の徹底化では、天理教の教義を根幹とした『天理大学憲章』(大学綱領)を制定し、それを基盤にした教育方針である「天理大学における天理教的教育の実施要項」の策定などを提案している。「語学」の「天理」の復元と国際交流では、さらなる「語学」の多様性とその充実を願い、前回の提言に続いてかさねて「国際交流センター」と「宗教センター」の設立を要望している。そして、三つ目に「国際天理学」が新たに構想される大学院の教育理念として採択されることを提唱し、さらに「グローバル人材の育成と大学の国際化」の視野に立って、本会と大学が連携して海外からの留学生のネットワークの構築を推進する必要性を述べている。ふるさと会報第62号15